概要
トヨタ自動車羽村株式会社様は、日野自動車株式会社様の羽村工場を承継するために設立され、その後、同社が保有していた全株式がトヨタ自動車株式会社様へ譲渡されることで、トヨタグループの一員として新たな体制へ移行しました。本プロジェクトでは、この新たなスタートに伴うブランド立ち上げの一環として、ロゴデザインをはじめ、パンフレットおよびWEBサイトの制作を手掛けさせていただきました。これまで培われてきた技術力や信頼性を踏まえつつ、次のステージへ向かう企業像を可視化するクリエイティブを設計いたしました。
[ロゴマーク]未来へ飛躍する、羽村発のシンボル
本ロゴマークは、「TOYOTA」の象徴である“T”を中心に据え、羽村の名を継ぐ企業としての誇りを重ねたデザインです。シンボルを形づくる翼は、羽村の「羽」を想起させると同時に、幸せの象徴とされるツバメの初列風切羽7番をモチーフとし、人や幸せを大切にする理念と、未来へ力強く飛躍する姿勢を表現しています。
また、ロゴ全体には、60年以上にわたり地域とともに歩んできた歴史を、タイヤの「走行跡」を思わせるシルエットとして織り込み、これまでの軌跡とその先に続く未来への道を象徴。地域に根ざしながら挑戦を続ける意思と、モノづくりの未来を切り拓く力強さを内包したデザインに仕上げました。

[パンフレット]WEBサイトとの棲み分けによる最適な情報導線
パンフレットは、WEBサイトとの棲み分けと導線設計を意識したデザインとしています。情報を紙面に詰め込みすぎず、視覚的な整理を活かし、要点を簡潔に伝える構成としました。特に、SNSを起点に就職活動を行う若年層を主要なステークホルダーと想定し、紙媒体単体で完結させるのではなく、デジタルとの連携を前提とした設計としています。
詳細情報はWEBサイトに集約し、パンフレットでは企業理解の入口となる要素にフォーカスしています。二次元コードを活用してWEBへの自然な導線を設け、興味喚起から理解の深化へとつなげます。


[WEBサイト]TOYOTAとして、信頼感を高めるデザイン
デザイン面では、ブランドカラーである「トヨタレッド」をアクセントとして用いることで、TOYOTAとして誇りや信頼感、たしかなモノづくり・先進性を表現しています。工場や現場の写真を効果的に取り入れ、リアルなものづくりの現場を伝えるとともに、企業の強みや姿勢が自然に伝わる構成としました。
UI面では、ユーザーの行動をスムーズに後押しする導線設計を重視。ヘッダーや各所にお問い合わせ・エントリーへの導線を適切に配置することで、必要なタイミングで自然にアクションへとつながる構成としています。視認性の高いボタン設計により、情報閲覧の流れを妨げることなく、直感的な操作を実現しています。
全体として、企業としての信頼性を表現しつつ、TOYOTAの新会社としての新たなスタートを視覚的に体現したWebデザインに仕上げました。

プロジェクトチーム
- Tsuneo Shibuya
- Hitoshi Hiratake
- Yoshida Masamitsu
- Midori Nakayama
- Takatoshi Ishigami
- Tatsuhiko Kubota