Service

「 絵画複製制作 」

再現性を追求した複製画を制作

プラルトでは、美術作品などのピエゾグラフ、ジークレー、複製画の制作など、デジタルリトグラフの作成を行っています。原画をデジタルカメラによる撮影やスキャナーでの読み込みによってデジタルデータ化し、読み込んだRGBデジタルデータをレタッチします。画像色彩補正を行った上、テスト印刷を繰り返し、より再現性の高い印刷台紙を選定しながら高精細RGB出力機(エプソン)でインクジェットプリントを行います。

よりリアルに原画に近づけるためには、レタッチの技術と印刷台紙のマッチングが必須です。様々な美術作品の色彩補正を行った経験を有する専門の技術者がレタッチを行い、原画の複製を再現するための印刷台紙の選定とご提案、再現性の高い複製画の作成をサポートいたします。

こんなお悩みやお考えをお持ちの
美術館・ギャラリーご担当者、コレクター、作家・アーティストの方へ

原画の劣化が心配
スキャナーや、デジタルカメラでの撮影を行い、デジタルデータ化し保存。通常は複製画を展示し、原画展示の頻度を下げることにより、原画の劣化を防ぎます。収蔵作品の長期保管や保存を目的とした複製画の作成をお手伝いいたします。
レプリカ(ピエゾグラフ・リトグラフ)の販売を企画したい
対象の作品展のファンや顧客へのサービス、物販による収益の増収、プレミア販売など展覧会集客の増加など、レプリカを制作するだけではなく、集客企画の立案や作品展のプロモーションまで、一貫したサポートをいたします。
収蔵作品をデータ化して管理したい
収蔵作品のデータによる一括管理を目的としたデジタルアーカイビングのお手伝いをいたします。所蔵されている原画のデジタルデータ化を行うことにより、サムネイルでのファイル管理や、システムの構築、作品集や図録の製作出版、WEBサイトへの転用などが可能となります。
作品を制作したい
ピエゾグラフ、ジークレー、リトグラフを利用した作品を制作する画家やデザイナー、アーティストの皆さんをサポートいたします。高精細RGB出力機(エプソン)でインクジェットプリントを行い、パネルの制作や額装などクオリティー高く作品を仕上げ、制作のサポートをいたします。

ピエゾグラフとは

「質感を再現可能にする画像の粒子化」

ピエゾグラフとは、写真や絵画、版画といったアートをもとに、筆のタッチや素材感など、作品のあらゆる"質感"を再現するデジタルプリント技法です。スキャニングによって粒子にまで分解された作品データが、使用する用紙(メディア)に最適化され、インクジェットプリンタによって、質感の伴った画像として再構成・出力されます。

この技術で実現したインクジェットプリンタの粒子が作り出す質感こそが、既存画像創作技法のリトグラフ、シルクスクリーンやオフセット印刷とはまったく違う結果を生み出します。この質感をともなった画像表現技法を「ピエゾグラフ」といいます。

ケーススタディー / 飯田市美術博物館

学芸員様からの菱田春草の生家から発見されたスケッチブックを展示するのに、複製画(レプリカ)の作成が出来ないかというお問い合わせがきっかけとなりこのプロジェクトはスタートしました。



複製画制作の流れ

STEP1

原画であるスケッチブックは大変貴重なため持ち出さず、逆にスキャナーを持ち込み、美術館に作業環境を構築します。

STEP2

原画と照らし合わせながらその場でレタッチを行います。

STEP3

帰社してから、テスト出力を行い、原画のイメージに近づけてレタッチ作業を重ねてゆきます。

STEP4

出力したテスト印刷を再度美術館に持ち込み、原画と並べて、レタッチ修正方針を確認します。この工程を繰り返し、少しずつ原画に近づけていきます。

STEP5

色校正が終了、木製パネルの制作を行い納品。

動画で見る制作の流れ

事例紹介 / 石田徹也 絵画のレプリカ

版元:株式会社TETSU様
販売サイト:http://www.tetsuyaishida.jp/

ケーススタディー / 【21尊ターラー・タンカ】複製画制作

チベットの仏画タンカを描くスペイン在住の 西 洋児様 から複製画制作のご依頼がありました。西様が制作されるタンカは16世紀より今に伝わるチベット伝統のカルマ・ガディ派の技法で描かれてあり、使用されている画材も藍銅鉱や孔雀石といった鉱物や珊瑚などを細かく砕いたものや、花や葉から抽出された染料、そして純金泥などといった天然のものを膠で溶いて使用しています。この天然の発色を高精細インクジェット出力でどの程度再現していくかが制作のポイントとなりました。

制作の手順

  • 1. 入稿された高解像度RGB画像を高精細インクジェット出力用のメディア(印刷台紙)数種にテスト出力し選定。
  • 2. 高解像度RGB画像をレタッチ(色彩補正作業)し、テスト出力を行い色校正。
  • 3. レタッチが校了した、最終データを数点出力してご納品。

手順としては3つですが、この作業の中で今回は作者の西様に原画を持ってご来社いただき、専門のレタッチ担当者とマンツーマンで補正作業を進める工程に注力しました。

西様の制作された【21尊ターラー・タンカ】の原画とテスト出力された複製画を見比べながら、気になる色調をパーツに分けて色彩補正します。原画のクオリティーに近づけるために何度もレタッチと部分出力を繰り返し、忠実な色彩再現となるよう作業を進めていきます。最終校了いただいたRGBファイルをご注文頂いた枚数出力し、ご納品して制作が完了しました。

西 洋児様 プロフィール

1972
大阪出身
1997
ネパールに渡る。
カトマンズにて東チベット・ナンチェン出身のタンカ絵師カルマ・トゥプテン氏よりタンカを学び始める。
2000
ボーダナートにあるツェリン・アートスクールに入学しタンカ絵師クンチョク・ラデーパ氏に師事。
2005
同校を首席卒業。シェチェン寺より”ラデー・ロプン(細密画の学士号)”の認証を授かる。
卒業後ベルギーに渡り、ブリュッセルのチベット仏教センターを中心にフランスやポルトガルにて制作活動。
2007
日本に一時帰国し絹本、截金といった日本の仏画に使われる技法を学ぶ。
2010-2011
北インドに渡り、タンカ絵師ケルサン・ドルジェより天然鉱物顔料や動植物性染料の扱い方を学ぶ。
2011
アトリエをスペインに移す。
現在スペインのマラガの仏教センターにて制作活動

公開サイト:http://www.sangkyap.net/top-ja.html

事例紹介 / imaone(イマワン)

イラスト作品のレプリカ

imaone(イマワン)
アーティスト/アートディレクター

国内外で注目される、アジアのアーバンアートシーンを代表する希有な存在であるimaone(イマワン)。イラストレーター・グラフィックデザイナー・アートディレクターでありアーティスト。日本のみならず、各国の企業・プロダクション・出版社・音楽レーベル・アーティストとのコラボレーション作品を多数制作し、各方面から好評を得る。現代のデジタル知識・技術を持ち、巨大なミューラル(壁画)からCDジャケット・折込チラシまで様々なメディアに柔軟に対応。

現在、ミューラルに特化したプロジェクトチーム THA(ザ)アートディレクターとしても活躍。1980年東京・吉祥寺出身。桑沢デザイン研究所卒。

imaone:http://imaone.com/
THA:http://www.ritzcorporation.jp/tha/

事例紹介 / 飯田市役所

市長公室に設置された『菊慈童』レプリカ(複製画)

事例紹介 / 水墨画カレンダー