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テンホウと プラルトの おいしい 関係

2018/03/17

【ぷらり】

この記事はプラルトニュースレター「Purari(ぷらり)」に掲載されている内容からの転載です。紙面でお届けしている人気の「Purari(ぷらり)」をぜひオンラインでもお楽しみください。

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食のテンホウと印刷のプラルト。同じ長野県でテンホウは昭和31年、プラルトは昭和27年創業とほぼ同年代。ともに地域密着型のスタイルで、地元の皆様と歩んできました。なにか両社に共通する考えやスピリッツがあるのでは?と思い、テンホウさんにお聞きしてきました。

そしてプラルトが関わらせていただいた仕事、また当社社員がテンホウをどのように楽しんでいるかもあわせてご紹介します!

テンホウとは?

信州でこれほど愛されているテンホウの魅力を、4代目の大石壮太郎社長(45)にお伺いしました。創業者は現社長の祖母である大石百代さん。
『商売とは人を大切にすること』を、テンホウの理念に築いた方です。

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ピンチをチャンスに代えた百代おばあちゃんの起業

諏訪で温泉旅館を経営していた大石百代さんは、ある日東京の中華料理店に単身修行に行き、昭和31年に上諏訪に戻って「天宝 鶴の湯餃子菜館」を開業させました。

それは地域では初めてとなる餃子のお店。食べたことのない新しい味はたちまち評判を呼び、繁盛店となったことがテンホウの始まりです。

「経営が切迫していた旅館の将来に、活路を求めたのでしょう。あの時代に女性が職人から教わるなどということは、相当な苦労があったと思う。無休で働いて何とか認められて、ぎょうざやタンメンなど他言無用のレシピを伝授されたそうです。

その後も父親の時代に開業2年目の工場を焼失したり、資金ぐりや従業員集めに苦労したりと、数々の窮地をさまざまな人に助けられました。その感謝の気持ちは忘れられない。『商売とは人を大切にすること』という祖母の言葉は、テンホウの根底にあります」と社長は話します。

"百代おばあちゃん"のタフで人間味あふれる人柄が社員皆に受け継がれているから、魅力的で愛される会社になったのでしょう。諏訪エリアで初めてぎょうざを提供した昭和30年代、「こんなに旨いものが世の中にあるのか!と驚いた」と年配の方が想い出を語ってくれたこともあります。「安いので空腹を抱えて高校時代によく通った」など青春時代を振り返る人も。信州人の暮らしとともに歩むテンホウなのです。

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"秘伝"ぎょうざレシピの秘話

百代おばあちゃんが60年余り前に東京から持ち帰ったぎょうざの味。漢方の考えをもとにしたスパイスのレシピは「創業から絶対に変えてはいけない」と教えられた秘伝の配合です。

残念ながら工場焼失時に資料は失われてしまいましたが、幸いレシピそのものは前社長の記憶と舌で残りました。今も前社長と五味工場長に引き継がれていますが、配合の秘密を守るために、口伝のままとなっているそうです。

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テンホウで見かける、他にはあまり見ないサービスの「三世代家族サービス」。これは「家庭の一部になりたい」というテンホウのおもてなしの一つです。なぜなら「『やぁ、おかえり。きょうは何をたべる?』という気持ちでいつもお迎えしているのです。

32店舗のほとんどに"こあがり"があるのは子ども連れで気兼ねなく過ごしてほしいから。私たちのミッションは、喜ばれることなのです」と社長。

近くにラーメン店がオープンしても、「大歓迎です。むしろどんどん開店してもらい、お互い切磋琢磨しながら一緒に地域の食文化を作っていければと思います」。

プラルトがお手伝いさせていただいたお仕事 その1

テンホウさんのMEMO文庫をデザインしました

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見た目は文庫本、中身はメモ帳。

当社オリジナル商品「MEMO 文庫」をテンホウ様用に
制作しました(非売品)。
●MEMO文庫の詳細はこちら
 https://www.prart.co.jp/service/memo-book/

プラルトがお手伝いさせていただいたお仕事 その2

「餃子専用のお酢」ラベルとリーフをデザインしました

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信州駒ヶ根の内堀醸造様とテンホウ様とのコラボで生まれた「餃子専用のお酢」。こちらのラベルとリーフは当社でデザインさせていただきました。

プラルトがお手伝いさせていただいたお仕事 その3

てんつる君のLINEスタンプもつくりました!

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テンホウの看板キャラクターの「てんつる君」をもとに、使った人、見た人が楽しい気持ちになるようにひとつひとつ手書きで起こしました。

【制作者 制作部 中條なつみ】

プラルト社員に聞いてみた!テンホウメニュー「こだわり」の食べ方

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プラルトとテンホウのいろいろ

  • 40年以上前、子どもの頃にここのソフトクリームを食べたいため、親に頼んで連れて行った思い出があります。
  • 季節ごとの限定ラーメンは必ずチェック。
  • ミニカツ丼とミニタンタンメンの組み合わせが最高。カロリーも最高!!
  • ラーメンファンとしてLINE@での情報収集は怠りませんよ。
  • 高校生の頃、お小遣いでお腹いっぱい食べられるボリュームと安さに感動したなあ。
  • 20年前から変わらない自分流の食べ方があります。

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