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スマートフォンで料理を美味しそうに撮るテクニック②

2016/10/13

【ぷらり】

この記事はプラルトニュースレター「Purari(ぷらり)」に掲載されている内容からの転載です。紙面でお届けしている人気の「Purari(ぷらり)」をぜひオンラインでもお楽しみください。

カメラマン中山

このコーナーではカメラやデザインなどのちょっとしたテクニックを紹介します。きっとどこかであなたのお役に立てることを信じて...。
第二回目は、料理をどのように配置してどのような構図(フレーミング)で撮影するかを学びます。

中山:どうも、カメラマンの中山でございます。今回も新人の2人にチャレンジしてもらいます。
三浦:あれから何度かスマホで料理を撮影しています。
市川:私も、夢中になり過ぎて料理が冷めてたり...。
中山:お!はまってきていますね。今日のテクニックを覚えればさらに楽しくなると思いますよ。今回のお題は"飲み屋"です。グイっといきたくなる1枚を撮ってみましょう。お料理以外も全て写るようにしてください。

purari002_photo_03.jpg

真剣にカメラを構える市川さん

慎重に配置を考える三浦さん

市川:えっと......前回のことを踏まえて、窓と自分の間にお料理を置いて、と。むむ!このお皿!?
三浦:え?どうしたの??あ、すごく配置しにくい!
中山:気が付きました?とりあえず撮ってみてください。
中山:このお料理の場合は、メインの焼き鳥を際立たせるとおいしそうに見えますよ!

■三浦さんの写真

[Before]
purari002_photo_miura_before.jpg

中山:何も説明をしないで撮るとこうなります。という見本のような写真ですね。全て写っていますが、とてもおいしそうには見えませんね。

ポイント
・メインの料理をアップに、空間を目一杯使うような配置に。
・ビールや箸などは一部分が見えれば何であるか分かるので全体が入っていなくてもOK。

[After]
purari002_photo_miura_after.jpg



■市川さんの写真

[Before]
purari002_photo_ichikawa_before.jpg

中山:動きを出そうとしたのは分かりますが、焼き鳥もししゃもも反対側を向いてしまってますね。メインが何なのか分からない写真になっています。

ポイント
・細長い皿の場合は皿が対角線に配置されるような構図で。上下の空間はその他のもので埋める要領で。

[After]
purari002_photo_ichikawa_after.jpg



■中山カメラマンのプロの1枚

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一眼レフとストロボに、直径165cmの大型アンブレラを使用して撮影しました。

purari002_photo_nakayama_02.jpg


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