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「フォトギャラリー稜線」2008年版カレンダー
カレンダー 稜線 表紙イメージ

■はじめに

フォトギャラリー稜線2008 カレンダーサンプルイメージ日本山岳写真協会は1939年発足し、わが国で最も歴史のある山岳写真集団として発展してきました。そうしたなか、松本平在住の会員が、日本アルプスのふところである安曇野に支部をという、熱意ある行動により「松本支部」を結成し、現在30数名の集団として活躍しています。自然環境の保全が叫ばれているいま、山岳写真の果たしている役割には大きなものがあります。このかけがえのない大自然の素晴らしさを、もう一度見つめ直していく事の意義を踏まえながら、同支部とご賛同いただいた地元のスポンサーのご協力を得て、カレンダー【フォトギャラリー稜線】を毎年制作しております。
どうぞごゆっくり山の自然の「美」をご鑑賞下さい。


表紙 COVER
夏雲湧く槍 穂高連峰(三俣蓮華岳)
撮 影:中村昇
北アルプス最奥の黒部五郎岳、北ノ俣をめざし鏡平に入山。2日目は朝から好天に恵まれ、途中寄り道が多く、三俣蓮華岳に着く頃には、昼はとうに過ぎていた。遠く槍、穂高連峰を望むと夏空に雲が湧き、三俣蓮華岳東斜面のカールには雪渓が残り、澄んだ夏山の風景が広がっていた。
ペンタックス6×7・ 55〜100mmF4.5 f22 AE RVP100 PL

1月:フォトギャラリー稜線2008
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1月
霧氷と朝日に染まる槍 穂高連峰(美ヶ原高原)
撮 影:山口今朝二
未明に家を発ち、美ヶ原へと向かう。日の出前に頂上に辿り着き霧氷の唐松林と北アルプスが望めるポイントを探し、三脚を据えた。やがて上空が茜色に染まり始め、北アルプスの稜線もピンクに色付いた。真白に雪化粧した峰々が刻一刻と色合いを変えるさまはいつも心踊る。早起きの辛さを忘れさせてくれる一瞬でもある。
ペンタックス6×7II 90mmF2.8 f22 1/4 RVP50

2月:フォトギャラリー稜線2008
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2月
白銀の五竜岳(遠見尾根)
撮 影:神農和光
五竜岳への登山道でもある遠見尾根は、無雪期、林に視界を遮られ眺望はあまり良くない。しかし冬期は積雪のため眺望が開け、白く輝く五竜岳と鹿島槍ヶ岳を狙う絶好のポイントとなる。近年はバックカントリーのスキー・スノーボードを楽しむ人が登って来るようになり賑やかになってきた。
ホースマンSW612 55mmF4.5 f22 1/30 RVP50

3月:フォトギャラリー稜線2008
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3月
横岳黄昏れて(八ヶ岳)
撮 影:笠原良雄
暖冬の為、雪が少なかったが、3日前に纏まった雪が降り、夕日を期待しての山行となった。西方には雲がまったく無く、「焼ける」予感がした。西風の吹く中を待ち、案の定、焼け始めて、更に阿弥陀岳の山影が地蔵尾根に影を落しだした。横岳の岩肌が焼け始め、夢中でシャッターを押した。静寂の中の夕照となった。
トプコンホースマン6×9 トプコール105mmF5.6 f5.6 1/8 RVP50

4月:フォトギャラリー稜線2008
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4月
朝焼けの鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳(遠見尾根)
撮 影:内川芳郎
遠見尾根は後立山連峰白岳に至る。下方から小遠見・中遠見・大遠見・西遠見とアップダウンを繰り返し登るにつれ、五竜岳・鹿島槍ヶ岳北壁が迫ってくる絶好の展望の尾根路である。好天の春山シーズンには、小遠見山付近はトレッカーやスノーボーダーで賑わう。小遠見山で一夜を明かした朝、稜線はすっきりと晴れ渡り、朝日に染まる支稜の重なりが美しかった。
マミヤ7II マミヤN65mmF4L f16 AE RVP100

5月:フォトギャラリー稜線2008
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5月
残雪模様(涸沢岳)
撮 影:赤羽可行
長年、里から見上げる雪形には生活に基づいた名称と共に慣れ親しんだ愛着のようなものを覚えて来た。今山頂に立った時、春の柔らかな日差しを受けたにしては少々荒々しい雪形を眼にして、ちょっと戸惑いのような思いにとらわれる。飛騨からのガスも吹き上がり、薫風とは一味異なった色を添えている。見上げる雪形。俯瞰する雪形。それぞれ乙な風合いである。
ペンタックス6×7II 55mmF4 f22 1/8 RVP50

6月:フォトギャラリー稜線2008
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6月
高原に咲き誇るレンゲツツジ(鉢伏山)
撮 影:山本隆一
レンゲツツジが咲くころは高ボッチ高原や鉢伏山は鮮やかなオレンジ色に染まる。当たり年になると松本平からも肉眼で山頂が色づいているのが分かり、最盛期には多くの観光客が押し寄せる。きれいな株を見つけ広角レンズを使い、近づいて鮮やかな花を大きく取り入れ、山一面に咲く広大な景色も写し込んだ。 また、山一面に咲き誇る広大な景色も写し込んだ。
リンホフマスターテヒニカ ニッコール90mmF4.5 f22 1/8 RVP50

7月:フォトギャラリー稜線2008
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7月
ワタスゲ咲く田ノ原湿原(志賀高原)
撮 影:原和明
志賀高原は、春から夏にかけワタスゲ、レンゲツツジ、ヤナギラン等の高山植物が咲き乱れる。この年、田ノ原湿原は、ワタスゲの花に恵まれ、湿原は白い綿毛が一面に広がり、さわやかな高原の風を感じながらの楽しい撮影であった。撮り終えた時の充実感が次の撮影の意欲を駆り立てる。
リンホフマスターテヒニカ4×5 アポ・ジンマー120mmF5.6 f32 1/15 RVPF

8月:フォトギャラリー稜線2008
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8月
涸沢盛夏
撮 影:宮坂直木
夏の涸沢を訪れたのは、20年ぶりであった。そんなにたくさんの山を歩いて来たわけではないが涸沢はやはり魅力的な場所であった。快晴の中、奥穂から下り、お花畑に近づいた瞬間バックの前穂高岳に雲が流れ、思わずシャッターを切った一枚である。数分後には前穂はガスの中に消えた。
マミヤ7II マミヤN43mmF4.5 f22 AE RVP100

9月:フォトギャラリー稜線2008
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9月
穂高連山夕照(涸沢岳)
撮 影:佐々木信一
紅葉の季節にはまだ早いため、稜線で滞在し、紅葉が進むのを待つことにした。穂高岳山荘に宿泊し、前穂、ジャンダルムなどへ連日撮影に出掛けていた。この日は快晴だったが気温が下がるにつれ、笠ヶ岳を隔てる蒲田川の谷から雲が湧き出した。夕刻、涸沢岳に辿り着くと夕陽に照らされた雲が稜線を包み込むように流れ、その日のフィナーレを演出してくれた。
ペンタックス6×7II 90〜180mmF5.6 f22 1/8 RVP100

10月:フォトギャラリー稜線2008
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10月
紅葉と新雪の奥穂高岳(涸沢)
撮 影:清田堅志郎
涸沢の紅葉の美しさは、全国の山岳紅葉の代表格で、毎年大変な賑わいとなる。しかし、年々色づきの時期が遅くなる傾向だ。この年は、さらに遅れる状況の中で、初雪が降ったため、急いで涸沢に登った。紅葉は涸沢上部が盛りで、新雪がその彩りを引き立てていた。
マミヤ7II N65mmF4L f22 AE PL RVP100

11月:フォトギャラリー稜線2008
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11月
ガス流れる初冬の大キレット(南岳小屋付近)
撮 影:久保田祐一
強い冬型気圧配置のため前日から激しい降雪となった。翌日は天候が回復。澄み切った青空と新雪と岩稜、どこを切り取っても絵になる。寒さも忘れ穂高の勇姿に見入っていると、飛騨方面からゆっくりとガスが流れはじめ、やがて大キレットを包み込んだ。刻々と変化する大自然の営みを堪能できたひと時だった。
マミヤ7II N65mmF4 f22 AE+1/3補正 RVP100

12月:フォトギャラリー稜線2008
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12月
霧氷の田代池(上高地)
撮 影:上條公臣
最近の冬の上高地は、歩くスキー、スノーシューによるトレッキングの人達で入山者が増えている。かつての静寂な上高地は一変してしまった。写真撮影の為に何回か足をはこんだ上高地だが、この日は積雪が少なめだった。ウィークデーと早朝のためか人影もなく、田代池周辺は霧氷に包まれていた。朝もやと光線のバランスを見ながら無心でシャッターを切った。
ペンタックス6×7 55mmF4 f22 1/15 RVP100

 

このカレンダー「稜線」の収益金の一部は 自然環境保護団体に寄付させて頂きます。

Hi-VISION PRINTING CALENDAR
PHOTOGALLERY 稜線 2008

2008年1月1日発行
写真/日本山岳写真協会松本支部
企画・印刷・発行/株式会社 プラルト
株式会社プラルト ロゴ  
FSC SUPPLIER FSC ロゴマークは、製品に使用されている木材が、森林管理協議会(FSC)のルールに則って、適切に管理されていると第三者機関により認証された森林から生産されたものであることを示します。

URL:http://www.prart.co.jp/
Tel.0263-28-8000 Fax.0263-29-0292
長野県松本市大字笹賀5985
(c) PRART Printed in Japan

※このカレンダーに使われている止め金具は、焼却時にダイオキシン発生の要因である塩素分子を含まない素材を使用しています。
※祝日法などの改正により、祝日・休日あるいは行事・名称が一部変更になることがあります。

 

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